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黒潮社 月刊タイル2001-5-No.466掲載
外壁屋さん導入実例−株式会社根建様

住宅エクステリア工事、外壁工事を主に手掛ける株式会社根建。「外壁屋さん(外壁積算システム)」はサイディング工事に威力を発揮している。


サイディング各社と互換性


 「サイディングメーカー各社は独自に積算システムを販売しているが、それぞれが1社1社閉じたシステムで、互換性がない。その点、原田工業の『外壁屋さん』は、メーカー各社と互換性があり、使用するのに便利」(株式会社根建第二事業部小池幹夫係長)とまずは、トータル的に見た使いがっての良さをあげる。

 外壁面積計算機能は、図面に書かれているそのままの形状から面積を計算する。材料のロス率も瞬時に換算できる。「読み取った外壁面積が一覧で表示され、おおよその平米数を把握してから、各面の微調整ができる。開口部、多角形と一度に拾うことができ、効率的だ。開口部を入力すると開口コーキングの長さを自動計算する。読み取った開口部と欠損の面積が一覧表で表示される。全体面積を拾っていって、長物計算で出隅・入隅・水切り等の長さと本数を計算すればいい。読み取った形を図面で確認できるのも利点。表側からは目に見えない、裏面も同じ面で拾えるので、二重拾いということがなくなる(たとえば、ベランダの内外など)」と基本機能の流れは効率的だ。

 「図面の入力も点と点を対角に押さえて、カーソルをあてていくだけと、スケールをあてていくよりも簡単。元の図面もFAXで送付されてきた荒図面でも、拡大縮小させて、簡単に補正することができる。入力時間は1図面、10分程度。手計算だと約30分かかり、作業時間の短縮に一役買っている。営業担当者全員に活用してもらおうと導入、最初の講習会も一時間半程度で済み、実務に支障をきたすことなく、業務の効率化が実現されている」という。

 確認図面を印刷して割付図も作成できる。「工事の現場担当者への割り付けの指示にも活用でき、張り分け等の指示、割付図の作成の手間が省かれる。」

 システムに対する要望としては、「材料が登録できるマスター数が現在約30種類だが、もっと増えると便利だと思う。また、見積もりシステムとの連動ができれば、より一層便利だと思う。といっても現場では工事業者それぞれが材料のロス率の換算や、付帯工事の内容などの点で差異があるため、見積もりについては手作業のほうが効率がまだいいという課題も残っている。全部、機械化することはできない。積算システムで効率化されても、あくまでもその時その時の判断は人間の力に左右される。便利な道具のひとつと割り切って取り組む姿勢が重要だ。そうすれば、自ずと新受注の獲得にもつながる。」


タイルにも応用可能

 サイディングだけではなく、タイルの乾式工法の現場も同社ではある。「タイルの場合、ベースサイディングの平米数を換算、それを元にタイルのユニット数、ケース数を割り出す。サイディングのサイズをタイルユニットの寸法と置き換えて、活用していくと応用が効くと思う。まぐさ、コーナー等の役物は長物計算で十分に対応できる」とタイルでも、同じ効果が発揮できるとしている。












外壁の形、開口部を簡単に読み取れる。

読み取った外壁面積、開口部と欠損の面積が一覧表で表示される。

















外壁長物計算結果











割付図が作成できる